4日に八戸市六日町のコンビニ「ローソン八戸六日町店」で発生した強盗事件で、八戸署と青森県警機動捜査隊は7日、強盗の疑いで、同市内に住む男子高校生（15）を逮捕した。高校生は6日に東京都内の宿泊施設で警視庁の警察官に保護され、7日に逮捕、同署へ押送された。(デーリー東北新聞社)

4日に八戸市六日町のコンビニ「ローソン八戸六日町店」で発生した強盗事件で、八戸署と青森県警機動捜査隊は7日、強盗の疑いで、同市内に住む男子高校生（15）を逮捕した。高校生は6日に東京都内の宿泊施設で警視庁の警察官に保護され、7日に逮捕、同署へ押送された。

　同署によると、容疑を認めており、今後は動機や事件後の足取りなどを詳しく捜査する方針。

　逮捕容疑は4日午後1時50分ごろ、店内で女性店員（34）に拳銃のようなものを示して脅し、現金約10万円を奪って逃走した疑い。

　当時、店内には他に店員や客数人がいたが、けがはなかった。

　同署によると、高校生は4日に家出し、保護者が捜索願を出していた。6日夜、都内の宿泊施設で警察官が高校生に職務質問し、警視庁立川署で保護。7日午前に取り調べを開始し、犯行を自供したため立川署内で逮捕した。

　八戸署が公開した防犯カメラの映像を見た人から「似ている」との情報が寄せられ、同署は高校生の行方を追っていた。

　高校生は保護された際、犯行時と類似した衣服を着用。黒いビジネスバッグを所持し、中にはエアガンが複数入っていた。うち一つについて、高校生は「犯行に使った物」という趣旨の供述をしている。

　逮捕時の所持金は約4千円だった。同署は今後、現金の使い道などについても詳しく調べる方針。

　八戸署は8日午後、青森地検八戸支部に送検する。