ピンヒール履いていますか? 禁止されたらどうします? そして、レースのパンティ禁止も決まったらどうします!
レースのパンティ禁止法案が制定されないよう反対しますか!
もしかして、パンティ禁止法案が提出されたら賛成ですよね!
「下着着用禁止令」を出す為政者が居たら・・・
何処の国でもオバカな議員は多いようです・・・
日本の場合に必要なのは
「売国反日禁止法」でしょうか!
「公務員・議員の出自開示法」
その他、下僕を規制する法が必要ですね。
露で「ハイヒール禁止」法案の怪…この直前には「レースのパンティー」禁止令、お洒落狙い撃ちでソ連時代復活懸念
2014.7.8 07:00
ロシアでハイヒールが禁止される? 6月19日、ロシアの政党・公正ロシアの議員が「ハイヒール禁止」法案を提出した。女性蔑視か、はたまた風紀取り締まり強化か…。他国のこととはいえ、こんなわけのわからない法案が提出されるとは理解に苦しむが、(提出した)ご本人は大真面目。「レースのパンティー禁止」(!)に次ぐ法案で、ロシアの女性は(男性も?)怒り心頭か。
大きなお世話
「ハイヒール禁止」法案を提出したのは、公正ロシアのオレグ・ミケーエフ議員。提出先はロシアと旧ソ連のカザフスタン、ベラルーシが加盟する関税同盟(Customs Union)だが、これには少し説明が必要だ。
関税同盟では域内に流通する商品について、安全性の確保、域内国民の生命と健康の保護、環境保護などを目的に技術規制が行われており、近年ロシアでは国内規則の採択を停止し、関税同盟規則を採用する方針をとっている。つまり、ここで決まったことはロシアなど域内3国では、自国の法律と同じ効力を持つわけだ。
さて、「ハイヒール禁止」法案だが、ミケーエフ議員は「極端に高いヒールの靴も、ぺたんこの靴も、履くと悪影響があることがいまや世界中の専門家に指摘されている。このトレンドを変えなくてはならない」として、ロシア政府が主導して靴のヒールの高さの公式基準を定める必要があると主張。不安定なハイヒールだけでなく、フラットシューズや男性のローファーも否定しているようだ。
これが旧ソ連時代の話なら、うすら寒く感じるところだが(そもそも法案提出などという回りくどい手続きなど踏まないか)、AFPによると、あくまでも「女性への思いやりからの提案」で、「推奨される靴のヒールの高さは2~4センチ。最高でも5センチまで」とのこと。足トラブルから守りたいだけで、ヒールの「即時禁止」というよりは「啓発」だという。
世の多くの女性は「大きなお世話」と反発するだろうが、当の本人も女性の怒りを買う「危険」を承知しているそうで、「もう半日、女性議員が口をきいてくれない」と話していたという。
汚物を避けるための靴だった?
今のヒール靴の原型といわれているのが、17世紀のフランス・パリで履かれていたヒール靴という。当時のパリは、下水施設がなく、路上はゴミや汚物にまみれていたため、汚物を踏む面積を小さくしたヒール靴を履いていたそう。また、背を高く見せる効果もあるため、背が低いというコンプレックスを持つルイ14世が好んでヒール靴を履いていたという話は有名で、肖像画にも残っている。
汚物を避けるためや背を高く見せるために男女ともが履いていたヒール靴だが、戦争時や労働時など機能の面から男性は履かなくなり、女性の靴として定着。時代の変遷とともにドレスの丈が短くなり、ヒール靴のデザインはバリエーション豊かになっていく。足を守るための靴は、同時にファッションアイテムとして欠かせない存在となっっていった。
“ゾンビ”が甦る?
そういえば今シーズンは、ヒールのあるパンプスやサンダルより、カジュアルな「スリッポン」が流行している。スリッポンとは、ひもや留め具がなく、着脱の容易な靴のことだ。
ピンヒール靴が流行したり、ウェッジソール(底面が平らで、かかとに向かって厚みが増していく靴底)の靴がもてはやされたりと流行はめまぐるしい。昨年はスニーカーブームだったが、今シーズンはスリッポンが旬というわけだ。
話を元に戻して、「ハイヒール禁止」法案。もしこれが通れば、ロシアではハイヒールだけでなく、平らなかかとのスリッポンも履けなくなってしまうことになる。
「おしゃれができなくなるなんて嫌だなぁ…」と思っていたら、もう一つ、衝撃の禁止令があった。一足先になんと、レースのパンティーが禁止されるというのだ。AFPは「今年7月1日に施行される新たな衛生規制法により、化学繊維の混合割合が高いレースの下着が禁止される」と伝えている。
セクシー下着に次ぐハイヒールの禁止。女性の怒りはもとより、当局によるさまざまな規制で選択の自由がなかったソ連時代が復活するのではないかと案じる人たちもいるそうだ。こんな規制が次々と施行されれば、流行やおしゃれとは無縁になるだけでなく、市場経済にも大きな影響があるだろう。
健康云々は建前で、もしやそれが狙いなのでは? まるでスパイ映画のような妄想に陥ってしまった。
(杉山みどり)