子らの行動と親たちの行動
親たちの言動が子らの死に繋がるのか
それとも、その子ら特有の特質なのでしょうか?
親に追い詰められてしまうアナタでしたか?
秋田市で5月30日、雄物川に架かるJR羽越線の鉄橋から飛び込み自殺した市立秋田西中3年の女子生徒(14)が、トイレの個室の窓から校外に出ていたことが、学校への取材で分かった。トイレには制服が残されていた。
30日夜に報道陣の取材に応じた佐藤薫校長によると、1時間目の授業開始から約15分後の午前9時5分ごろ、女子生徒が「おなかが痛いのでトイレに行かせてほしい」と話したため、教諭が教室と同じ1階にある女子トイレまで付き添い、すぐに教室に戻った。
女子生徒が戻らないため、複数の教諭でトイレを調べたところ、一番奥の個室の鍵がかかったままになっていた。呼び掛けに返事がないため上から確認したところ、中に誰もいなかったという。
個室は大きな窓に面しており、女子生徒はここから外に出たとみられる。個室には女子生徒が脱いだセーラー服の上下が残されていた。トイレに入るときは着替えなどの荷物は持っていなかったという。
午前9時19分には市消防本部に県警を通じて「鉄橋から若い女性が飛び込んだ」という119番通報が入っており、わずかな時間の出来事だった。
女子生徒は、学校が定期的に行っているいじめアンケートでは被害を訴えていなかったという。佐藤校長は「必要に応じて、同級生から話を聴きたい」として、自殺の動機を探る考えを示した。
30日夜に報道陣の取材に応じた佐藤薫校長によると、1時間目の授業開始から約15分後の午前9時5分ごろ、女子生徒が「おなかが痛いのでトイレに行かせてほしい」と話したため、教諭が教室と同じ1階にある女子トイレまで付き添い、すぐに教室に戻った。
女子生徒が戻らないため、複数の教諭でトイレを調べたところ、一番奥の個室の鍵がかかったままになっていた。呼び掛けに返事がないため上から確認したところ、中に誰もいなかったという。
個室は大きな窓に面しており、女子生徒はここから外に出たとみられる。個室には女子生徒が脱いだセーラー服の上下が残されていた。トイレに入るときは着替えなどの荷物は持っていなかったという。
午前9時19分には市消防本部に県警を通じて「鉄橋から若い女性が飛び込んだ」という119番通報が入っており、わずかな時間の出来事だった。
女子生徒は、学校が定期的に行っているいじめアンケートでは被害を訴えていなかったという。佐藤校長は「必要に応じて、同級生から話を聴きたい」として、自殺の動機を探る考えを示した。
最終更新:6月1日(水)15時55分
【七飯】駒ケ岳山麓で遭難したとされる北斗浜分小学校2年の田野岡大和君(7)が、親のしつけで山林に置き去りにされた際、2度にわたって車から下ろされた可能性があることが分かった。父親は取材に対し、「(2回目は)追いかけて来なかった」などと話している。
父親はこれまでの取材で、自宅へ帰る途中、大沼湖畔道路から初めて訪れる山道で、泣きじゃくる田野岡君に「下りなさい」と1回目の置き去りをしたが、すぐに車に走って追い付き「もう一度下りなさい」と言って再度、遠めの場所に置いて離れたという。父親は田野岡君の反応について、焦ったそぶりを見せず「2回目は特になかった」と話していた。
田野岡君は28日に両親と姉と4人で鹿部町の公園に車で遊びに行き、そこで車道側の土手に小石を投げているところを母親が目撃し、父親がしかっていたという。田野岡君は以前、学校帰りに木の棒で他人の車両を軽くたたくいたずらをしていたため、両親は人に迷惑を掛けないよう注意していたという。その中で、迷惑行為になりかねない石投げを改めさせようと、山奥に置き去りにする事態が起きたとみられる。
田野岡君の叔父は東京から駆け付け、31日は遭難場所付近で親戚10人ほどと捜索した。叔父によると、田野岡君が行方不明になる前日の27日に電話し「お父さんとキャッチボールをしていると聞いていたので、今度やろうねと言うと、『いいよ』と元気な声だった。野球が大好きでプロ選手になりたがっている。必ず生きている。早く助けたい」と、悲痛な表情で話した。
行方不明を受けて、七飯町役場は当初から自衛隊による捜索を視野に入れていたが、結果的に生存の限界とされる72時間以内の発見には至らなかったことなどを踏まえ、31日夕、道に対し出動要請に踏み切った。町役場には全国から「早く自衛隊に捜索を」という趣旨の電話やメールが複数寄せられているという。
田野岡君は28日に両親と姉と4人で鹿部町の公園に車で遊びに行き、そこで車道側の土手に小石を投げているところを母親が目撃し、父親がしかっていたという。田野岡君は以前、学校帰りに木の棒で他人の車両を軽くたたくいたずらをしていたため、両親は人に迷惑を掛けないよう注意していたという。その中で、迷惑行為になりかねない石投げを改めさせようと、山奥に置き去りにする事態が起きたとみられる。
田野岡君の叔父は東京から駆け付け、31日は遭難場所付近で親戚10人ほどと捜索した。叔父によると、田野岡君が行方不明になる前日の27日に電話し「お父さんとキャッチボールをしていると聞いていたので、今度やろうねと言うと、『いいよ』と元気な声だった。野球が大好きでプロ選手になりたがっている。必ず生きている。早く助けたい」と、悲痛な表情で話した。
行方不明を受けて、七飯町役場は当初から自衛隊による捜索を視野に入れていたが、結果的に生存の限界とされる72時間以内の発見には至らなかったことなどを踏まえ、31日夕、道に対し出動要請に踏み切った。町役場には全国から「早く自衛隊に捜索を」という趣旨の電話やメールが複数寄せられているという。
北海道男児置き去りは「しつけ」か「虐待」か 芸能人巻き込み論戦「沸騰中」
J-CASTニュース 5月31日(火)19時53分配信
北海道七飯町の山林で小学2年生の男児(7)が行方不明となっている問題で、「しつけと虐待」の線引きをめぐる議論が巻き起こっている。ネット上で盛んな意見が交わされる中、SNSなどで持論を展開する芸能人も続々と登場している。
「明らかにネグレクト!虐待です」「殺人同等で問われるべきですね」――。今回の件を「しつけではなく虐待」とみた芸能人からは、このように両親を過激に批判する声が次々と上がっている。一方で、ビッグダディこと林下清志さんなど、自身の育児経験から「(親を)責める気にはとてもならない」と同情的な立場をとる芸能人もいる。
■茂木健一郎「しつけではありません。犯罪です」
男児が行方不明になったのは2016年5月28日17時頃。両親から「しつけ」として七飯町の山中で車から降ろされた後、行方が分からなくなった。約5分後に父親が現場に戻った際には姿が見えなくなっていたという。警察や消防が100人以上の体制で捜索を続けているが、31日17時時点では男児の手がかりすら見つかっていない。
当初、両親は山菜採りをしていた際にはぐれたと警察に説明していた。事実とは異なる虚偽の説明をしたことについて、父親は「世間体を気にした」などと複数のメディアからの取材に答えている。産経新聞電子版が29日に配信した記事によれば、父親は「親としての威厳を示さなければ」という思いで、男児に反省を促すため山中に放置したという。
この一件を発端に、ネット上では「しつけ」と「虐待」の線引きをめぐって盛んな議論が交わされることになった。ツイッターやネット掲示板には、両親への批判や同情を含む様々な意見が数万件以上は寄せられている。
こうした議論には、芸能人も次々と「参戦」している。脳科学者の茂木健一郎さんは29日のツイッターで、「『しつけ』ではありません。『保護責任者遺棄罪』(刑法218条)という犯罪です」とツイッターに投稿。続けて、「『しつけ』という言葉を使う人も嫌いです」とも述べており、両親に批判的な立場を示している。
タレントのクリス松村さんは29日、「置き去りが...しつけという感覚...恐ろしい」と持論を展開。「大人という立場を利用して、子供に対する精神的な暴力」として、「許しがたい行為」だと断じた。また、エジプト出身タレントのフィフィさんも同日のツイッターで、「どんな結果であれ親はネグレクト、いや虐待」「殺人同等で問われるべきですね」などと両親の行為を厳しく批判している。
「明らかにネグレクト!虐待です」「殺人同等で問われるべきですね」――。今回の件を「しつけではなく虐待」とみた芸能人からは、このように両親を過激に批判する声が次々と上がっている。一方で、ビッグダディこと林下清志さんなど、自身の育児経験から「(親を)責める気にはとてもならない」と同情的な立場をとる芸能人もいる。
■茂木健一郎「しつけではありません。犯罪です」
男児が行方不明になったのは2016年5月28日17時頃。両親から「しつけ」として七飯町の山中で車から降ろされた後、行方が分からなくなった。約5分後に父親が現場に戻った際には姿が見えなくなっていたという。警察や消防が100人以上の体制で捜索を続けているが、31日17時時点では男児の手がかりすら見つかっていない。
当初、両親は山菜採りをしていた際にはぐれたと警察に説明していた。事実とは異なる虚偽の説明をしたことについて、父親は「世間体を気にした」などと複数のメディアからの取材に答えている。産経新聞電子版が29日に配信した記事によれば、父親は「親としての威厳を示さなければ」という思いで、男児に反省を促すため山中に放置したという。
この一件を発端に、ネット上では「しつけ」と「虐待」の線引きをめぐって盛んな議論が交わされることになった。ツイッターやネット掲示板には、両親への批判や同情を含む様々な意見が数万件以上は寄せられている。
こうした議論には、芸能人も次々と「参戦」している。脳科学者の茂木健一郎さんは29日のツイッターで、「『しつけ』ではありません。『保護責任者遺棄罪』(刑法218条)という犯罪です」とツイッターに投稿。続けて、「『しつけ』という言葉を使う人も嫌いです」とも述べており、両親に批判的な立場を示している。
タレントのクリス松村さんは29日、「置き去りが...しつけという感覚...恐ろしい」と持論を展開。「大人という立場を利用して、子供に対する精神的な暴力」として、「許しがたい行為」だと断じた。また、エジプト出身タレントのフィフィさんも同日のツイッターで、「どんな結果であれ親はネグレクト、いや虐待」「殺人同等で問われるべきですね」などと両親の行為を厳しく批判している。
「お父さんを責めるつもりにはとてもならない」
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんは、今回の件に関連したブログ記事を続けざまに更新している。
29日には、「明らかにネグレクト!虐待です」と厳しく指摘。翌30日にも、「しつけのお仕置きで7歳を山中に放置するでしょうか!? 」「悪いしつけの見本です...虐待です」などと複数の記事にまたがって持論を展開。さらに31日には、今回の事件を直接指したわけではないが、「(日本では)変な人権侵害の放置事件まで発生する」とまで言及していた。
その一方で、自身の育児経験から「しつけ」をした両親に同情的な立場を示す芸能人もいる。タレントの伊集院光さんは30日放送のラジオ番組で、言う事を聞かない子供については「(親も)パフォーマンスを大きくせざるを得ない」「しつけの手加減って、難しい」などと一定の理解を示した。
また、18人の子供の父親である「ビッグダディ」こと林下清志さんは31日に更新したブログで、自身の育児経験を引き合いに「一般論や育児論を持ち出して、今あのお父さんを責めるつもりにはとてもならないのです」など同情的な意見を展開している。
林下さんによれば、日々の生活に追われる中では、口頭で丁寧に諭すしつけを実践することは「なかなか難しい」。そのため、今回の件についても、「しつけとしての方法としての論議はあるのでしょうが...」とした上で、「自らが招いてしまったこの事態に、お父さんの後悔の気持ちもいかほどかと察してつらくなります」とつづっている。
29日には、「明らかにネグレクト!虐待です」と厳しく指摘。翌30日にも、「しつけのお仕置きで7歳を山中に放置するでしょうか!? 」「悪いしつけの見本です...虐待です」などと複数の記事にまたがって持論を展開。さらに31日には、今回の事件を直接指したわけではないが、「(日本では)変な人権侵害の放置事件まで発生する」とまで言及していた。
その一方で、自身の育児経験から「しつけ」をした両親に同情的な立場を示す芸能人もいる。タレントの伊集院光さんは30日放送のラジオ番組で、言う事を聞かない子供については「(親も)パフォーマンスを大きくせざるを得ない」「しつけの手加減って、難しい」などと一定の理解を示した。
また、18人の子供の父親である「ビッグダディ」こと林下清志さんは31日に更新したブログで、自身の育児経験を引き合いに「一般論や育児論を持ち出して、今あのお父さんを責めるつもりにはとてもならないのです」など同情的な意見を展開している。
林下さんによれば、日々の生活に追われる中では、口頭で丁寧に諭すしつけを実践することは「なかなか難しい」。そのため、今回の件についても、「しつけとしての方法としての論議はあるのでしょうが...」とした上で、「自らが招いてしまったこの事態に、お父さんの後悔の気持ちもいかほどかと察してつらくなります」とつづっている。